3月7日(日)第37回定期演奏会を開催いたしました。
直前に緊急事態宣言が出され、開催出来る状況か不安ではありましたが、無事お客様にもお越しいただける状態での開催となったことに安堵いたしました。
今回はオーソドックスな“クラシック音楽”とは毛色の違う、南米音楽にスポットをあてたプログラム。
お越しいただいたお客様や、ライブ配信をご覧いただいたお客様からも「構成がまとまっていて大変面白かった」「弦楽器とは色々なことが出来るんですね」「映画のワンシーンを見ているようで素敵だった」などのコメントをいただき、いつもと違う雰囲気の合奏団をお楽しみいただけたようです。
特にヒナステラは技術的にも音楽的にも難解でしたが、松村氏によって整理整頓され、少し愛着が湧いたような気持ちです。
14日(日)までアーカイブ配信をご覧いただけます。
https://curtaincall.media/archivevideo?id=3017
前回の定期よりコロナ禍での開催。
ライブ配信という新たな方法も確立されてきており、遠方のお客様などにもお聴きいただける便利なツールですが、やはりお客様には生で聴いていただきたいですし、お客様の反応や拍手を生でいただきたい、という気持ちが改めて強くなりました。
色々な制約がある中、無事開催できましたのは、不安なご時世の中、会場まで足をお運びいただきましたお客様、ライブ配信をご覧くださったお客様、そして北九州市はじめ、響ホールのスタッフの皆様、ライブ配信を支えてくださった関係者の皆様、合奏団を支えてくださるすべての方々のご支援やお力添えによるものと、心より感謝申し上げます。
今後も響ホール室内合奏団をどうぞよろしくお願い申し上げます。
1年経ってこれからコロナがどうなるのか、希望も見えつつ、しかしまだ不安も残ります。
客席を減らさずに、多くのお客様に以前のようにコンサートをお楽しみいただける日を待ち望んでおります。
次回の公演は、
●響ホールフェスティヴァル2021
6月12日(土)和楽器シンフォニーとサーカスの音楽会
6月13日(日)0歳からの音楽会
昨年中止になったコンサート内容でお届けいたします。(出店やイベントはありません)
●第38回定期演奏会
11月21日(日)響ホールにて、東京藝術大学学長でミュージックアドヴァイザーの澤和樹氏をお迎えいたします。
どうぞご期待ください。