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少し肌寒さを感じる11月21日(日)第38回定期演奏会を開催いたしました。

今回は、約2年続くコロナ禍の中で疲弊した人々の心を少しでも癒したいという想いをこめ、プログラムすべてモーツァルトの楽曲でお届けいたしました。

ディヴェルティメントK.136は響ホール室内合奏団の主なレパートリーの一つで、弾きなれた楽曲ではありますが、チェロ首席奏者にお越しいただいた金子鈴太郎氏の多彩なアイディアにより、いつもとは違うアプローチでお届けできたと感じております。
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲は我が団の誇るコンサートマスター 福崎雄也、ヴィオラ首席奏者 松隈聡子がソリストを務め、安定したテクニック、表情豊かな音色でお客様や演奏者をも魅了しておりました。
協奏交響曲、交響曲第29番はホルン、オーボエが2本ずつ加わり、さらに美しい響きがホールいっぱいに満ち、お客様にも十分にモーツァルトの音楽を満喫していただけたのではないかと思います。

ライブ配信では、開演前に澤氏、ソリスト2名のインタビュー映像や、休憩中に韓国で行われた東アジア文化都市閉幕式典に映像で出演した際の動画が流れており、そちらもお楽しみいただけたのではないでしょうか。

一旦コロナウィルスは落ち着いているものの、まだこれから先どうなるのか不安は残ります。
飲み薬や、3回目のワクチン接種などで以前の暮らしが取り戻せることを祈り、
いずれ公演終了後に皆様をお見送り出来る日が来れば、どうぞ団員にお言葉をおかけいただければと思います。

いつもながら、公演チラシやプログラムを作成してくださるd-Cube Studio様、サポートしてくださる響ホール、響ホールスタッフの皆様、アコルデの皆様、いつもライブ配信をしてくださり、理事としてもサポートしていただいている関原様、合奏団関係者の皆様、今回の演奏会お帰りの際は足元が悪い中お越しくださいました多くのお客様に心より感謝申し上げます。

次回の定期演奏会は、
2022年2月27日(日)第39回定期演奏会~ロシア音楽の鼓動~と銘打ち、九州初演となる芥川也寸志の楽曲や、ソヴィエトにゆかりのある作曲家を取り上げます。

どうぞご期待ください😊
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